「コンサルへの転職って難しいって大切なポイントって何だろう」、「転職面接を進めるうえで意識しないといけないことは何だろう」
転職活動全般に言えることですが、転職は面接が最も大きなウェイトを占めています。ITコンサルへの転職も例外ではなく、むしろITコンサルへの転職は面接で全てが決まると言っても過言ではないと思います。特にコンサルは面接回数が少なく、その中でも一次面接が最も重要だと考えています。
この記事では、ITコンサルへの転職を目指す方々に向けて、私がなぜ一次面接が最も重要だと考えているのか、その理由と対策方法についてお伝えします。
※転職面接を進めるうえで、転職エージェントと面接対策をしていくと思うのですが、そのエージェントの活用が重要だと考える理由は以下に記載しています!
【結論】一次面接の面接官は転職後の上司になることが多いから
ITコンサルへ転職する際、一次面接は非常に重要です。その理由は、一次面接の面接官が転職後の上司となることが多く、その面接官の評価をファームとしては重要視しているからです。一次面接での評価は、最終面接の面接官であるパートナーに伝え、パートナーはその評価を最大限に尊重します。
そのため、一次面接での印象がしっかりと良ければ、最終面接での結果も自分に有利に働くことが多いです。また、こちら側の観点から、同じ職場になる人の雰囲気からその職場が自分に合うかを見定めることができます。
将来の職場の上司として評価は最終面接に大きく反映される
一次面接の面接官は、入社後に直接一緒に働く可能性が高く、一次面接では面接官から見た職場との相性や、チームに適応できるかどうかの評価がかなり重視されます。また、面接官と良い関係を築くことができれば、最終面接でも有利に働く可能性が高くなります。最終面接でのパートナーからの評価が最終的な判断材料になりますが、一次面接の評価が大きく反映されることは言うまでもありません。
一次面接のポイント
一次面接が重要なことを踏まえて、何をポイントに一次面接に臨むべきか、私の考えをお伝えします。
職場の雰囲気を知ろう
一次面接を通じて、同じ職場で働く上司やチームメンバーの雰囲気を知ることができます。一次面接は、どんなタイプの人が上司になるのか、どのような雰囲気の職場なのかを直接感じ取ることができる貴重な機会です。
また、逆質問では、実際に働く環境やチームメンバーに関する質問をすることで、自分にとって良い職場かどうかを見極める貴重な機会として一次面接を活用できます。
面接評価が最終面接に大きく影響することを意識しよう
最終面接は基本的にはパートナーが担当することが多く、そこで採用可否が決まりますが、一次面接での評価も同等以上に大きな影響があるのではないかと考えています。最終面接では、一次面接の結果を踏まえて質問をすることが多いので、一次面接での高評価を得ておくことが最終面接で有利に働く要因となります。
パートナーに対して、一次面接の面接官が「この候補者は合格に値する」というような高評価をしてくれれば、最終面接はかなりのアドバンテージを得た状態で面接を始めることができます。
定番質問の準備をしよう
一次面接では、志望動機や転職理由といった定番の質問が飛んでくるため、準備がしやすいです。逆に言うと、これらの質問に対する準備が不十分だと、面接官はすぐに見破ります。
そのため、一次面接では特にしっかりと準備をすることが重要です。職務経歴等の過去のことについてはすぐに回答できるかもしれませんが、入社後に何をしたいのかといった未来に向けた質問は深堀して準備する必要があります。
まとめ
ITコンサルへの転職を目指す際、一次面接は最も大事なステップです。面接官の評価が最終面接に反映されるため、最初の段階でしっかり準備し、自己アピールを行うことが大切です。また、逆質問を通じて職場環境やチームの雰囲気を見極めることも、転職を成功させるためのポイントです。
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