「ITコンサルの次の転職先はどうしようかな」
私はITコンサルとして働いてきて、よく将来のキャリアパスについて深く考える機会が増えてきました。次に目指すキャリアとして社内SEに転職するという選択肢が私の中では大きくなってきています。今回は、そう考えている理由と、自分の次のキャリアに求める条件についてお話しします。
本記事では、ITコンサルを経験した後、なぜ社内SEを目指すのか、その理由を詳しく解説します。これからITコンサルへの転職を考えている方、または転職後のキャリアに悩んでいる方にとって、参考になる内容をお伝えできれば幸いです。
【結論】次のキャリアは社内SEを目指す
ITコンサルタントとして数年間働いた経験を経て、次のキャリアとして社内SEに転職しようかと考えています。理由は主に、現在の働き方に対する不安と、自社への貢献を重視したいという気持ちからです。ITコンサルタントは確かに刺激的でやりがいのある仕事ですが、その一方で非常にハードな労働環境であり、長期的なキャリアを見据えると、今後のライフスタイルに合うのか不安になりました。一方で社内SEは、自社のシステムを担当し、企業の成長や効率化に貢献する仕事です。安定した働き方を実現し、自分の専門性を活かすことができる点に大きな魅力を感じました。もちろん、すぐに社内SEのキャリアにおいて新たな挑戦が待っていることは理解していますが、社内SEとしてその挑戦をしてみたいと感じました。
自分のキャリアパスが見えてきた
ITコンサルやSEのように顧客に対して価値を提供するというより、自社への貢献がしたいと感じるようになりました。これまでのシステム導入のカウンターパートはいわゆる社内SEの人たちで、そういった人たちとして自社に貢献したいと考えています。また、基本的には社内SEで自分のキャリアの最後まで働きたいと考えていますが、何が起こるかわからないのがキャリアです。社内SEの後、例えば独立したいと考えた場合、その独立を見据えた業界の会社を選択する必要があります。いずれにせよ社内SEとして働きたいというキャリアパスが見えてきました。
次のキャリアに求める条件3選
落ち着いた働き方
ITコンサルタントとしては、顧客に対して高い品質の成果物を提供するために、どうしても長時間働くことが多くなります。プロジェクトが進行する中で納期や成果物に追われ、仕事が終わらないこともしばしばあります。そのため、長時間労働が定常的にになり、プライベートの時間が削られることが多いです。一方、社内SEは、業務内容としては同様にシステムに関わるものの、働き方が比較的落ち着いています。年齢を重ねる中で、家庭やプライベートの時間を大切にしたいという気持ちが強くなり、社内SEという選択肢に魅力を感じました。
自社への貢献
ITコンサルタントとして働いていると、常に顧客のために働くことが求められます。そのため、仕事のモチベーションとしては顧客への価値提供が大きな要素となります。しかし、社内SEは自社のシステムを担当し、社内業務の効率化や顧客向けサービスのリリースを実施します。自分が携わったシステムやプロジェクトが、自社の成長に直接貢献するという点に大きなやりがいを感じました。特に自社の成長に貢献できるという点は、ITコンサルタントでもSEでも味わえなかった感覚です。
これまでの経験が活かせる
ITコンサルタントやSEとして培ったスキルや経験は、社内SEでも十分に活かせると考えています。特にシステム導入やプロジェクト管理の経験は、社内SEにおいても強みとなります。これまで多くのシステム導入のプロジェクトに携わった経験を活かし、社内でのシステム改善や新規導入を進める際にも、効率的にプロジェクトを推進できると考えています。さらに、ITコンサルタントやSEとして、顧客のカウンターパートである社内SEと直接やり取りをする中で培ったコミュニケーション力や課題解決力も活かせると考えています。
まとめ
コンサルタントとして多くの経験を積み、クライアントに対して価値を提供してきましたが、今後は自社に対して貢献するという新たな目標を持つようになりました。社内SEとして、落ち着いた働き方の中で、自社のシステムを担当し、その成長に貢献していくことに強い魅力を感じています。転職を検討している方にとって、この考えが少しでも転職等のキャリアの考え方の参考になれば幸いです。
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