「ITコンサルに転職するにあたって必要なスキルって何なんだろう」、「ITコンサルが自分に合うかわからないんだけど求められるスキルが何か知りたい」
ITコンサルでどんなスキルが必要かは転職を考える人にとって非常に重要なポイントです。コンサルで求められるスキルに加えて、ITの知識を求められることが多いです。
この記事では、私が実際にITコンサルとして働きながら感じた「ITコンサルに本当に求められるスキル5選」を紹介します。これからITコンサルに転職を検討している方の参考になれば幸いです。
※ちなみに、私がITコンサルに転職するにあたり、スキルより志向が重要だと思う理由を以下に記載しています。
【結論】ITコンサルとして活躍するには総合的なスキルが必要
ITコンサルとして活躍するためには総合的なスキルが必要です。コンサルのベースとなるスキルに加えて、特にITコンサルが主に携わるシステム導入プロジェクトでの、上流工程から下流工程までの幅広いスキルが必要になります。
ITコンサルは多種多様なプロジェクトに参画する
ITコンサルは、非常に多様なプロジェクトに関わることができます。システム導入のプロジェクト一つを取っても上流か下流かで求められるスキルが異なったり、導入するシステムがERP系なのかクラウドなのかによっても必要な知識が異なります。そのため、プロジェクトごとに求められるスキルや知識は異なることがあり、コンサルとして活躍するためには、広範なスキルが必要です。
必要なスキル5選
私がITコンサルとして働いてみて、実際に必要だと感じたスキルを紹介します。
ロジカルシンキング
ITコンサルにとって最も基本的かつ重要なスキルは、ロジカルシンキングです。コンサルの一丁目一番地のため、当然のようにITコンサルで必要なスキルになります。どのプロジェクトでも、資料を作成する際には、顧客への資料は構造化されているか、論点は明確に解像度が高いか等が重要になります。
期待値調整
顧客からの期待値が高いため、顧客の期待値を調整する必要があります。顧客の期待に応えることがコンサルの重要な仕事の仕方のため、顧客と作成資料の納期や品質のすり合わせを行います。そのすり合わせの結果を踏まえて、上司との期待値調整も必要になります。上司と資料作成の進め方のイメージ合わせを実施して、その通りの進め方で問題ないかを確認する必要があります。
プロジェクトマネジメント
ITコンサルが担う役割として多いのがPMOです。プロジェクトの進捗や課題を管理し、顧客やチームメンバーと連携して円滑にプロジェクトを進める責任があります。プロジェクトマネジメントはPMBOKという方法論があったり、経験を踏まえた知識と経験が重要です。それを実践に活かせるようなスキルが必要になります。
幅広いITの知識
ITコンサルは、幅広いITの知識が求められます。システム導入のプロジェクトでも、クラウド、SAP、インフラ等のITに関する幅広い知識が必要です。ITの知識がないと、顧客やチームメンバと技術的な対話ができず、信頼関係の構築が難しいです。
ストレス耐性
カウンターとなる情報システム部門は、変わっている人やこだわりが強い人が多く、ストレスがかかることが多いです。それに加えて上司からのプレッシャーにも耐える必要があり、ストレス耐性が不可欠です。いかにストレス状況下でも、前向きに冷静に物事を進めていくか重要なスキルとなります。
まとめ
ITコンサルタントとして成功するためには、総合的なスキルが必要です。これらのスキルがあると、顧客から信頼されるようになります。もしITコンサルに転職を検討している人がいれば、この情報が参考になれば幸いです。
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