【ITコンサルに転職して分かった】コンサルティングファームの役職ごとの年齢幅を解説

「コンサルティングファームに転職したいけど、今の年齢でも大丈夫かな」「コンサルティングファームにいる人って何歳くらいなんだろう」

ITコンサルに転職を考えている方で、転職を決める際、年齢に対する不安を持っている方も多いのではないでしょうか？特に、コンサル業界は成果主義であるため、年齢と役職の関係がほとんど相関がありません。とはいえ、年齢幅はなんとなくであるので、それを解説することで何か転職に当たっての参考になれば幸いです。。

成果主義なので、役職ごとの年齢は本当に幅広い
役職ごとでのざっくり年齢幅はわかる
各役職での具体的な年齢幅
まとめ

成果主義なので、役職ごとの年齢は本当に幅広い

ITコンサルの世界では、次の昇進は順番的にこの人というような「年功序列」や「年齢による昇進」がほとんどありません。成果を出すことで役職が上がるため、役職が上がるにつれて様々な年齢の人たちがいます。例えば、40歳手前でもコンサルタントレベルの仕事をしている人もいれば、30歳中頃でディレクターに昇進している人もいます。年下の上司や年上の部下など、年齢と役職が関係ないのが、成果主義の特徴です。

役職ごとでのざっくり年齢幅はわかる

役職ごとにおおよその年齢幅は分かります。それによって、どの役職は何歳くらいの人がいるのかを把握することで、自分は今後どういうキャリアを描いていくかの参考になると思います。

各役職での具体的な年齢幅

アナリスト（アソシエイト）：20代前半～30歳前半

アナリスト（アソシエイト）は、最も若い役職です。新卒で入社した人やコンサル経験/未経験に問わず社会人経験がまだ２～３年のような人はこの役職になります。また、社会人経験があってもコンサル未経験の中途入社の人であれば30歳前後でもこの役職での入社となります。次の役職に上がればないと判断されれば、30歳過ぎでもこの役職のままでいる人も少なくはないです。

コンサルタント（シニアアソシエイト）：20代中頃～40歳

コンサルタント（シニアアソシエイト）は、早ければ、20代中頃でこのポジションに就くことができる場合もあります。イメージ的には、新卒やコンサル経験者の中途入社者が高評価された場合などです。一方、コンサル未経験者であれば、30代中頃でもこの役職として転職することが多いです。年齢層が徐々に幅広くなってきており、40歳くらいまでこの役職にとどまっている人も少なくありません。

マネージャー：20代後半～40代後半

マネージャーから年齢の幅がかなり広がってきます。というのも、マネージャーは管理職として責任を持つポジションです。早いと新卒で20代後半でマネージャーに昇進する人もいます。中途入社の場合、コンサル未経験であれば40代でもマネージャーとして転職することになります。マネージャーに上がるためには実力と共に管理職としても活躍できるかという観点でも評価されます。とはいえ、マネージャーまでは年齢を重ねれば何とか昇進できるチャンスはあるイメージです。

シニアマネージャー：30代前半～50代

シニアマネージャーに昇進することは、コンサルタントとして非常に高い評価を得ることを意味します。シニアマネージャークラスになるともはや全員が実力ある人しかいない。何度もプロジェクトで活躍し評価されている人がなれる。マネージャーからシニアマネージャーに上がるのが最も人を選ぶというかコンサルらしい人じゃないと上がれないイメージ。めちゃくちゃ早い人だと30代前半でシニアマネージャーになる人もいる。この人たちは大抵新卒から入ってきている人。30代中頃でシニアマネージャーになっている人は中途でも見かけるようになる。シニアマネージャーまで上がれれば遅いということはないと思う。

ディレクター：30代中頃～

ファーム全体でも最速クラスだと30代中頃でディレクターになる人がいるというレベル感です。40歳でディレクターになったとしてもかなり早い方だが、40歳まで年齢を上げればなっている人はそれになりに存在する。ディレクターになっている人はもはやコンサルタントという職が好きな人のイメージ。もちろん大変なのだがそれを感じさせない人が多い。