「ITコンサルって激務ってよく聞くけどなんでなんだろう」「ITコンサルで大変なことって何だろう」
ITコンサルへの転職に興味を持っている方々は多いと思います。色々と調べていく中で、コンサルは高年収である一方で、激務、ハードワーク、徹夜・・・といったようなネガティブワードが並んでいるかと思います。実際どうなの?って中々わからないと思います。
この記事では、私がSEからITコンサルに転職して感じたコンサルが激務な理由について、独断と偏見で具体例を挙げながら紹介します。これからITコンサルへの転職を考えている方々への参考になればと思います。
※ちなみに、私がSEこそITコンサルに転職すべきと考える理由は以下に記載しています。
【結論】ITコンサルは激務(なときが多い)
私はSEからITコンサルに転職しましたが、SEも激務と言われているような職種ですが、ITコンサルも激務かなと感じています。ずっと激務なわけではないのですが、私が実際に激務だと感じる理由には3つのポイントが挙げられます。
これらのポイントは、根本にはロジカルシンキングができるかという、コンサルとして働く上で避けられない部分になります。当然と言えば当然なのですが、この部分が鍛えられていかないとコンサルは激務だと感じてしまうかもしれません。
【理由】コンサルは求められるハードルが高いから
ITコンサルは求められるハードルが高いです。特に、コンサルとして譲れないロジカルシンキングの部分は、求められる成果のスピードや質が高くハードだと感じることが多いです。上司や顧客から常にそういったプレッシャーがあるため、コンサルの業務に慣れたり、スキルが上がらないとコンサルが激務だと感じてしまうかなと思います。
コンサルが激務になってしまうポイント
コンサルが激務になってしまうポイントは以下の通りだと考えています。もし以下のポイントを克服することができれば、それほど激務だと感じなくなるのではないかなと思います。
常にロジカルを求められる
ITコンサルが激務になってしまう大きな理由は、常にロジカルを求められることです。これはコンサルの本質的な部分ですが、論点の構造化ができていなかったり、解像度が粗かったりすると顧客や上司から厳しい指摘が入ります。それはコンサルに求められている部分だからです。
SEから転職した私にとってはロジカルシンキングのスキルが不足していました。顧客に説明する際には、SEの時より1段も2段も深く考えて顧客への資料作成をし、顧客への説明をする必要があります。それができていない自分はコンサルが激務だと思っていました。
上司の期待に応えないと当たりが強くなる
コンサルでは上司からの期待が明確です。それは、プロジェクトに入る際に上司の期待値がテキストで渡されるからです。そして、上司からはその期待値を超える働きが求められ、できないと当たりが強くなります。
プロジェクトでの役割に応じて、期待値は異なるのですが、ベースとしての期待値は役職ごとに設定されているものになります。その上司の期待に応えられないと当たりが強くなっていき、それにこたえるために激務になっていきます。
顧客からの期待値が高い
コンサルは単価が高いので、その分、顧客からの期待値が高く、仕事を進める上でのプレッシャーが常にかかります。例えば、単価が300万円の場合、150万円の単価の人を2人雇うことができます。単純に考えるとその分の働きが求められます。
顧客からそう思われるということもあり、上司からのプレッシャーも自然と大きくなるため、コンサルは結果を出していないと激務になりがちです。
まとめ
今回は、私がなんでコンサルは激務になるのかを、私が実際に働いてみて感じた経験から紹介しました。もし、ITコンサルへの転職を考えている方は、こういった観点もあるというくらいで参考にして頂ければ幸いです。
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