【ITコンサルに転職して感じた】日系大手SIerに新卒で就職するのがおすすめな理由

SE時代のコト

「新卒での就職先ってどこがいいんだろう」「SIerに就職しようか考えているんだけど本当に良いのだろうか」

新卒で就職しようと考えたとき、「就職先をどこにしよう?」というのは人生でも最も大きい悩みの一つかもしれません。私自身、ITコンサルに転職してから改めて新卒時の経験を振り返り、特に日系大手SIerでの経験が非常に有益だったと実感しています。

今回の記事では、なぜ新卒で日系大手SIerに就職することがおすすめなのか、その理由をお伝えします。特にITコンサルでの新卒での就職と比較してお伝えすることで何か参考になれば幸いです。私の独断と偏見での記載となっていますのでその点ご容赦ください。


新卒で日系大手SIerに就職するのはおすすめ

新卒で日系大手SIerに就職することは、新卒カードを切るのにとてもおすすめの会社です。新卒ならではのメリットもたくさんありますし、将来的にITコンサルや他のIT業界の職種に転職したいと考えている人にとっても、様々な転職先に行けるようなスキルを身につけることができます。新卒での仕事に対する考え方やアプローチは、後々のキャリアに大きな影響を与えます。そのため、最初に選ぶ会社は非常に重要です。その後に転職をしたければ転職することは可能なので、新卒をどの会社にするのかは、新卒を大事に扱ってくれる会社にすべきと考えます。もし、その後にもっと年収を上げたいというのがあれば転職をすればよいと思います。


【理由】新卒ならではの良いことがたくさんあるから

新卒で日系大手SIerに就職することには、他の会社と比べてさまざまなメリットがあると考えています。特に、SIerでは体系的な研修を受けることができるため、社会人としての基礎から技術的なスキルまで、しっかりと学べる環境が整っています。また、上司や先輩がしっかりとサポートしてくれるため、仕事の進め方やプロジェクトの管理方法を学びながら成長できます。そういった研修が手厚かったり、部署内での歓迎体制がしっかりしている、組織運営の仕組みが見える、同期とのつながりが深いなど、若手にとっては貴重な体験ができる環境が整っていると考えています。


良いことの具体例

では、日系大手SIerに新卒で入社することの具体的なメリットを、実際の経験をもとにいくつか紹介します。また、コンサルティングファームではどうかというのも併せて紹介します。


研修が手厚い

私が入社した会社では、新卒で入社して最初の1年は、ほとんどが研修の期間です。日系の企業は特にこういった研修が充実しているイメージです。私も入社当初、最初の半年は座学で、後半の半年はOJTで実務を学びました。この1年で、SEとしての基本的なスキルを身につけることができました。さらに、社会人としての心構えやチームワーク、名刺交換、会議での議事録作成など、社会人生活において欠かせないスキルも研修を通じて学べました。特に技術的な部分をOJTを通じて研修を受けられるのはとても良い経験だと思っています。コンサルティングファームではこのような研修はあまり充実していないように感じため、最初にしっかり基礎を学べるSIerは非常に価値のある職場だと感じます。


所属部署の歓迎がすごい

SIerでは、新人が入社すると部署全体で歓迎してくれます。私が入社した時も、所属する課から歓迎会が開かれ、OJT完了後にはお疲れ様会が企画され、部署全体のメンバーが歓迎してくれる雰囲気がありました。これは、コンサルティングファームでは部署全体を巻き込んでそういったことを実施ている感じがしないので、そういった歓迎ムードをあまり感じられない文化かもしれません。また、所属する部署での調整や、教育計画の策定なども行われ、部署の一員として、しっかりと受け入れてもらえました。こういった歓迎が部署全体であることで、みんなに受け入れられているのだなと安心して業務を始められました。


組織運営の仕組みが知れる

所属する部署の課のメンバーで週次で定例があり、その場では各メンバーが各々で担当しているPJの状況を課長に報告したり、そのプロジェクト状況を踏まえた課の収益状況等が討論されます。課長中心に討論されますが、若手も一つのプロジェクトの担当者として討論に入れるので、収益に対する認識だったり、誰をどのプロジェクトに参画させるかの組織づくり等の運営の仕組みを知ることができる。コンサルティングファームだと若手でそこまで任せることはなく、プロジェクトワークに専念することになる。


同期の仲が良い

SIerにおける新卒の同期は、研修で一緒になることが多いため、仲が良くなりやすいです。特に新卒の間は、お互いに協力しながら学ぶことが多いので、仲間としての絆が強まります。私も同期と共に様々なイベントや飲み会に参加し、仕事以外の部分でも多くの思い出を作ることができました。こうした同期の関係性は、仕事の場でコミュニケーションを円滑にとることに繋がります。コンサルティングファームの場合は、同期が仲が良いのかあまり把握できていないが、それほど同期のつながりが濃いものだと感じられないです。


まとめ

新卒で日系大手SIerに就職することは、将来的にITコンサルや他の職業に転職したいと考えている人にとっても有益だと考えます。研修が手厚く、所属部署での歓迎がしっかりしており、組織運営の仕組みを実際に学びながら、同期とともに成長していける環境があります。この記事が何か会社選びの参考になれば幸いです。

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