コンサルの睡眠時間は短い?激務でも7時間寝る方法とメリットを解説

仕事系

「コンサルって忙しいから寝る暇あるのかな」
「どうやって睡眠時間を確保すればよいんだろう」
「睡眠時間を確保するメリットは具体的に何だろう」

仕事が忙しいと、睡眠時間を削りがちですが、このような悩みを持つこともあるのではないでしょうか。もちろん、コンサルは激務のため、睡眠時間を削ってまで働くこともあります。

しかし、体力的にも精神的にも大きな負担がかかる中で、仕事に集中し、更にはプライベートも充実させるためには、しっかりと睡眠時間を確保することが大切だと考えています。

この記事では、私がどのように睡眠時間を確保しているのか、具体的な方法と理由をお伝えします。睡眠の重要性が参考になれば幸いです。

ちなみに、私は睡眠時間を確保しつつ、朝早起きして朝活をしているのですが、その具体的な方法を以下記事にまとめていますので、もし興味があれば覗いてみてください。


ハードワークのために睡眠が必要

コンサルは、顧客への説明や資料作成においてベストを尽くすために、非常に高い集中力と精神的なタフさが求められます。そのため、常にベストな体調にしておくことは仕事の成果に直結すると考えています。特に、睡眠はその基本となる要素です。

睡眠不足は、体力的、精神的な健康に悪影響を及ぼし、結果的に生産性やクオリティの低下を引き起こします。逆に、十分な睡眠をとることで、心身がリフレッシュされ、最大限のパフォーマンスを発揮することができます。睡眠時間を確保することで、ハードワークを乗り越え、成果を出すために重要な要素だと考えています。

寝ていない状態で他のコンサルと同じようにハードワークするのは私は無理でした・・・


そもそも睡眠とは

まずは睡眠とは何かを簡単におさらいしてみたいと思います。その後に具体的になぜ7時間寝られるのか、そのメリットについて紹介したいと思います。

睡眠の概要

睡眠とは、人が一日の中で意識を休め、心と体を回復させるための自然な生理現象です。脳と体は寝ている間も働いていて、「レム睡眠(夢を見る浅い睡眠)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」を90分周期で繰り返しています。

  • レム睡眠:脳が活発に働き、夢を見る。記憶や感情を整理する時間。
  • ノンレム睡眠:脳も体も休息。成長ホルモンが分泌され、体の修復が行われる。

目的

睡眠の目的は大きく分けて次の3つです。一般的な睡眠の目的を記載していますが、どれもコンサルに必要な要素であることが分かります。

  1. 脳の整理・記憶の定着
    学んだことや経験したことを整理し、必要な情報を記憶として定着させる。
  2. 体の回復
    成長ホルモンの分泌により、筋肉・骨・皮膚などの修復が行われる。免疫機能も整う。
  3. 心の安定
    睡眠中に感情が整理され、ストレス耐性が高まる。

メリット

良質な睡眠をとることで得られるメリットは非常に多いです。特にコンサル向けのメリットが非常に大きいことが分かります。

  • 健康面:免疫力が高まり、病気にかかりにくくなる。肥満・糖尿病・高血圧のリスク低下。
  • 脳のパフォーマンス:集中力・判断力・記憶力が向上。仕事や勉強の効率アップ。
  • メンタル:イライラや不安が減り、ポジティブな気持ちになりやすい。
  • 美容効果:成長ホルモンの作用で肌のターンオーバーが促進され、「美容のゴールデンタイム」にもつながる。

良質な睡眠をとるにはどうすればいいか?

仮に7時間寝られなかった場合、6時間睡眠でも良質な睡眠をとればまだ日中の生産性を維持することができます。極力良質な睡眠をとるために以下に気を付けるべきです。

生活習慣の工夫

  • 毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
    → 体内時計が整い、自然に眠気が訪れるようになる。
  • 寝る90分前にお風呂に入る
    → 体温が下がるタイミングで眠気が出る。
  • カフェイン・アルコールは控える
    → カフェインは6時間以上、アルコールは睡眠を浅くする。

寝る前の過ごし方

  • スマホ・PCのブルーライトを避ける
    → 脳が「まだ昼だ」と錯覚し、眠りにくくなる。
  • 軽いストレッチや深呼吸
    → 副交感神経が優位になり、リラックスできる。
  • 照明は暗めに
    → メラトニン(眠気を促すホルモン)が分泌されやすい。

睡眠環境

  • 部屋は暗く・静かに・涼しく(18〜22℃目安)
  • 寝具を整える(枕の高さ・マットレスの硬さは体に合うものを)
  • 香り(ラベンダーなど)や音楽(ヒーリング音)も有効

睡眠不足になると何が起こるか?

一般的に言われていることですが、睡眠不足がハードワークの天敵であることが一目でわかります。

体への影響

  • 免疫力低下 → 風邪や感染症にかかりやすい
  • 生活習慣病のリスク増 → 肥満・糖尿病・高血圧
  • 肌荒れ・老化促進 → 成長ホルモンが不足

脳への影響

  • 集中力・記憶力の低下 → 仕事や勉強の効率ダウン
  • 判断ミスや事故のリスク増 → 居眠り運転や作業ミス
  • 創造性が下がる → アイデアが浮かびにくい

メンタルへの影響

  • イライラや不安が増える
  • うつ病・不安障害のリスク増
  • ストレス耐性の低下

理想の睡眠時間の目安

実は「〇時間が正解」というものはなく、年齢や体質、生活習慣によって最適な時間は人それぞれです。ただし科学的な目安はあります。

成人は7時間以上が目安になっていて、その最低ラインでも睡眠時間は確保すべきというのがこの記事での考えに基づいています。

年齢推奨睡眠時間
幼児(3〜5歳)10〜13時間
学童(6〜13歳)9〜11時間
ティーン(14〜17歳)8〜10時間
成人(18〜64歳)7〜9時間
高齢者(65歳以上)7〜8時間

「理想の睡眠時間」を見極めるポイント

  1. 日中に強い眠気を感じないか?
    → 会議中や運転中に眠くならなければ、睡眠は足りている。
  2. 休日に寝だめをしていないか?
    → 休日に平日より2時間以上長く寝るなら、普段の睡眠が不足している可能性。
  3. 起床後のスッキリ感
    → 目覚めがつらくないなら、自分に合った時間が確保できている。

7時間は寝る

コンサルは常に高い緊張下で長時間働きます。しかし、どれだけ忙しい日でも、7時間の睡眠時間は確保すべきと考えています。

先ほどもお伝えした通り、睡眠時間を確保するメリットはコンサルにとってとても重要なものになるため、睡眠時間を削ってまで仕事をするメリットはないですし、そんなに長時間労働をしたところであまり価値の高いもに似ならないのではないかと考えています。

早めに切り上げて、リフレッシュすることで、翌日の業務に十分な集中力とエネルギーをもって取り組むことができます。睡眠が足りていないと、集中力が低下し、作業効率も悪化します。私自身、睡眠時間が足りていないと、頭の回転が遅くなったり、思考が足りていないなと感じることがあります。

寝る前にスマホでだらだらするのは、次の日の自分をイメージするとあり得ないということが分かります。

なぜ7時間も寝れるのか

私は、基本的に23:30-6:30の7時間を寝るようにしています。私の場合、7時間でも睡眠が短いと感じる時があるため余裕のある日は23時には寝て7時間半を確保するようにしています。

それほど睡眠時間は大切だと考えています。激務と呼ばれるコンサルでなぜこれほど睡眠時間を確保できるのか、私なりの方法を紹介します。

リモートワークが多めだから

リモートワークだと移動時間が無いため、22時に仕事が終わったとしても、問題なくこの時間に寝ることができます。今はリモートワークがメインなので、7時間睡眠は余裕で確保することができています。

それまでに夜ご飯を食べたり、お風呂に入ったりもしているので、後は寝るだけという状態になっています。しかしぎりぎりまで仕事をしてしまうとアドレナリンが出てしまっているので寝付けなくなってしまいます。

それを避けるようにリモートワークでさえ、深夜まで仕事をするのはやめて、早起きして早朝に仕事をするようにしています。

出社日は意識的に早めに切り上げるメリハリをつけているから

出社する日は、意識的にな早めに切り上げるようにし、残った分は翌朝やリモートワークの日の残業時間に回すようにしています。計画的に仕事ができるようになると、いつ何の作業をしないといけなくなるかの予測は立つようになると思います。

これにより、できる限りこの時間帯で寝ることを意識しています。飲み会等で寝るのが0時になってしまったとしても、翌朝は6時に起きてリズムを守るようにしています。

寝る前にSNSは見ない

寝る前にSNSだったり動画は見ないようにしています。見ると一瞬で寝る時間になってしまうので、寝る前はSNSではなく読書や調べものなどの他の有意義な時間に使うようにしています。

それであれば仕事が遅く終わったとしても、23時半には寝られるくらいには時間があると思いますし、自分の時間も確保できています。

やはりSNSを見てしまうかどうかで自分の時間が確保できているかできていないか、感覚が分かれてしまうと思います。


コンサルの観点から睡眠時間を確保すべき理由

コンサルは特にハードワークのため、その観点でもやはり睡眠時間を確保すべきと考えています。その理由は以下の通りです。

メンタル解消

コンサルの仕事は、精神的に非常に負担が大きいものです。特に多くのタスクを抱えていたり、顧客への期待値が高いとプレッシャーを感じることも多く、メンタルがやられてしまいます。そのため、しっかりとした睡眠時間を確保することは、メンタルを保つためにも重要です。

睡眠不足は、セロトニンの分泌を減少させ、気分が落ち込みやすくなる原因となります。これは、うつ状態や不安感を引き起こす可能性もあります。

脳疲労解消

コンサルの仕事は、常に情報を処理し、問題を解決することが求められます。長時間の打ち合わせや、膨大な資料作成、思考を伴うタスクは、脳に大きな負担をかけます。脳の疲労が溜まると、集中力が低下し、判断力が鈍るため、高いパフォーマンスを維持することが難しくなると感じています。

睡眠は脳の回復を促進し、脳疲労を解消します。十分な睡眠をとることで、思考がクリアになり、思考力が回復し、生産性も向上します。コンサルとして、常に高い思考力を維持するためには、睡眠を十分にとることが不可欠です。

プライベートの充実

仕事が忙しいと、プライベートの時間が犠牲になりがちです。しかし、仕事が忙しいからと言って、睡眠時間を削るのは逆効果だと思っています。しっかり睡眠時間を確保することで、仕事とプライベートのバランスが取れるようになると考えています。

例えば、朝活をするためには夜の睡眠が重要で、しっかり睡眠をとることで、朝に余裕を持って活動することができ、仕事以外の時間も充実させることができます。また、睡眠が足りていないと、休日に寝すぎてしまい、貴重な時間を無駄にしてしまうことがあります。睡眠時間をしっかり確保することで、平日も休日も両方を充実させることができるのです。

忙しい場合

コンサルはプロジェクトの状況によってかなり忙しい時があると思います。例えば、23時まで仕事が終わらない場合もあります。そういったときには、極力睡眠時間帯を変えないほうが良いので、23時まで仕事をしても終わらなそうであればきりの良いところで切り上げてまた翌日の朝6時から仕事をするようにしています。

直前まで仕事をしているとアドレナリンが出て寝つきが悪くなってしまうため、23時までに終わらなそうだと思ったら22時半で切りあげて翌朝に仕事を続ける準備をするようにもしています。

実際、そういった状況はありますが、これほどの高負荷の状態は続いても1週間くらいだと思いますので、割り切って仕事をすることもありますが、睡眠時間は極力確保するようにしています。私の場合は、その方が結果的に生産性が高く仕事ができると感じています。

このような状況では日中に疲れを感じることがあるかと思いますので、よくちょっとの空き時間があれば昼寝をするようにしています。そのやり方を以下記事にまとめていますので、もし興味があれば覗いてみてください。


まとめ

ITコンサルタントとして活躍するためには、仕事のハードワークに負けない体を作ることが大切です。睡眠時間をしっかり確保することで、メンタルの健康を保ち、脳の疲労を解消し、プライベートの時間も充実させることができます。しっかりと睡眠時間を確保する働き方が参考になれば幸いです。

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