「コンサルってリモートワークできるのかな」「コンサルの仕事の仕方をイメージしたい」
ITコンサルへの転職を考えている方にとって、コンサルとしての働き方を転職する前から具体的にイメージできていることは重要なポイントだと思います。特に「コンサルは柔軟に働ける」という点は魅力的に感じるかもしれませんが、その柔軟性がどのようなメリット・デメリットを持っているのかをしっかり理解しておくことが大切です。
この記事では、実際に私がコンサルとして働く中で感じた柔軟性の良い面も悪い面も含めて、具体的な例を交えて紹介していきます。
ちなみに、出社か在宅かといった観点でより具体的に以下の記事にまとめているので、もし興味があれば覗いてみてください。
【結論】働き方は良くも悪くも柔軟
コンサル業界の働き方は、柔軟性が非常に高いとよく言われまし、自分自身そう感じています。コンサルはあまり場所が制限されるような仕事ではないため、時間や場所に関しては比較的自由が利きます。自分のペースで働けることは一見魅力的ですが、その自由がもたらすのは責任の重さでもあります。
つまり、柔軟に働けることが、必ずしも簡単な仕事環境を意味するわけではなく、自己管理が求められる場面も多く、結果が出なければただの長時間労働になってしまうこともあるのです。
柔軟に働けることをメリットとして、実力のある人に集めたい
コンサルティングファームは、柔軟な働き方を提供することで、優秀な人材を引きつけ、長く活躍してもらう環境を作り出しています。コンサルティングファームの主な目的は、顧客に高い価値を提供することであり、そのためには実力のある人に集まってもらう必要があります。
実力のある人でもライフスタイルに合った仕事をしたい場合に、コンサルを辞めてしまう可能性があります。そういった人にもコンサルとして残ってもらうために柔軟な働き方を提供しています。家族やプライベートの時間とのバランスを取ることが可能になり、長期的に働き続けやすくなるという利点があります。
柔軟な働き方の具体例
次に、ITコンサルタントが実際にどのように柔軟な働き方をしているのか、具体的な例を挙げてみます。
時間休は比較的取れる
事前に調整しておけば、1時間から2時間程度の短い時間の休暇を取ることが比較的容易です。特に家庭がある方にとっては、子どもの授業参観や学校行事、家族イベントなどにも参加しやすく、プライベートと仕事のバランスを取りやすい環境と言えると思います。
自分のライフスタイルを大切にしながら働きたい方にとって、この柔軟さは非常に魅力的だと思います。ただし、もちろん、事前にタスクやスケジュールの調整が必要なため、業務に影響を与えないように計画的に仕事を進めきっちり休めるようにする必要があります。
定時時間外に作業を回せる
定時内にすべての作業を終わらせることは難しい場合が多く、定時後や早朝に作業を回すことが一般的です。例えば、子どもの夜ご飯を作りながら作業を進める、夜遅くに静かな時間帯に集中して作業する、といったことが可能です。
自分のペースで作業ができるため、仕事とプライベートを両立させやすいのですが、逆に自己管理が必要になります。というのも、仕事とプライベートの境目が見えづらくなってしまうので、長時間作業ができてしまいます。そのため、メリハリをつけることが大切だと感じています。
リモートワークができる
コンサルタントはリモートワークが普及しているため、打ち合わせや会議もオンラインで行われることが多く、実際にオフィスに出社することが少なくなっています。これにより、満員電車を避けることができ、出社時間に縛られることなく、自分のペースで仕事を進めることができます。
関東関西問わず同じプロジェクトに参画していることもあり、会社全体としても、リモートワークがベースだと考えているのだと思います。リモートワークだと、家庭の事情や個人的な都合に合わせて柔軟に働きやすいですが、しっかりアウトプットを出すといったような責任も伴います。
まとめ
ITコンサルの働き方は、良くも悪くも非常に柔軟です。この記事が、コンサルの仕事の仕方のイメージにつながり、今後のキャリア選択の参考になれば幸いです。
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